最近、コーチ仲間やコーチコミュニティなどがきっかけで、自分の中で学び直しがブームになっています。
社会科学、歴史、自然科学などを、Coten radioで聞き、
また、コンサルティングの祖で、マネジメント論の巨匠であるドラッガーの本を読んでいます。
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ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践
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ヨーロッパ人の利己、利他の考え方を知る。
絶対王政の、人を含むすべての資産は王に帰属するという時代で、 「社会契約論」を記し、人の権利は生まれ持ってその個人に帰属するという自然権を訴えたルソー。 ルソーの「社会契約論」は、民衆にそんなイデオロギーを生み出し、 フランス革命があったフランスをはじめとして、 ヨーロッパでは民衆が命を懸けて、その自由と権利を勝ち取ってきた。
そんな彼が、教育論も書いていて、
「自然人=自分本位としての人格」と
「社会人=社会に帰属している人格」は、
バランス良く保つことが大事とある。 なぜ欧米人が、”利己”と”利他”をバランスよく持っているか、近代社会からの教育論で教え込まれているからかも。 と、もう5年も住んでいるヨーロッパ文化の気づきを歴史や思想から得たり、、
20世紀に書かれているマネジメント論が今も素晴らしい
ドラッカー著「マネジメント」に書かれていた箇所。
”マネジメントはそれ自体が文化であり、価値と信条の体系である“ “加えてマネジメントは価値と信条を生産的たらしめるための道具である” “マネジメントは、グローバル化しつつある文明と、多様な伝統、価値、信条で現れる文化の懸け橋たるべきものである” 「多様な文化を包摂しつつ、使命として成果を出す。」 15年以上グローバル経営や海外勤務をしているが、自分がなんとなくやっていたグローバル化経営はそういう事なんだ、と気づかせてもらった。 もっと磨きたい、コーチングや一緒に働く人にそれを伝えていきたい。と 心臓がドキドキしたり、、、
自身で作っていた幼稚な囚われ
ああ、そういえば、
経営は実践のみで学ぶもの。
文化や思想は自分の目や耳で学ぶもの。
本からは決して学べない。
そんな、今思えば「とても幼稚な」囚われ。
そんなものに数十年こだわっていたな、とふと気づく。 変化の時代だからこそ重要となる、リベラルアーツ。 先達たちが考えに考えて、生きて生き抜いて、残してくれた資産。 行動や出会いのランダムネスが、想像できなかったことに結びつくように、 知識や思考についても、さぼらず、気後れせず、貪欲にランダムネスを追い求めていくことを決めた。
ハレの日とケの日
僕は認知科学のエグゼクティブコーチングをしている。
しかし、認知科学によるマインドの使い方を知っていても、
設定したゴールに向かうことに時間をできるだけ使おうとしても、
正直どうしてもうまくいかない日もあるし、停滞する時期もある。
ゴールがぱっと開ける視界で見える日 ゴールに近づく成果が出た日 ビジョンを共にできる人と知り合えた時 楽しくてしょうがない時間を趣味で過ごせたとき
そんな”ハレの日”をとんでもなく面白いものにするには、
ハレの日の間にある、”ケの日”の過ごし方も、大事なんだと思う。
身近な人と当たり前の幸せな時間をすごす 逃れられないHave toな仕事は、健やかに、できるだけ早く、こなす 毎日の内省できる時間を持つ 心静かに、本で教養を蓄える
ルーチンに、ランダムネスを組み込む、呼び込む。そのためには、しなやかな心と、行動する勇気が必要。 大人の成長はそれに尽きる。
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